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事業の内容はこちらをご覧ください(「学社連携・融合事業を実施しています」) 学社連携・融合における本市のこれまでの取組み | いわき市教育委員会

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Academic year: 2018

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全文

(1)

学社連携・融合事業を実施しています

学社連携・融合とは

「学社連携」は

、学校教育または社会教育のいずれか一方が主体となって、他方がその活 動に協力するものです。(それぞれが独自に計画を立て必要なところを、それぞれの立場から活 用するもの。)

「学社融合」は

、学校教育と社会教育が、それぞれの役割分担を前提としたうえで、そこ から一歩進んで、学習の場や活動など両者の要素を部分的に重ね合わせながら一体となって取 り組んでいこうとするものです。(生涯学習審議会答申 1 9 9 6 年4月)

【学社連携】

・・協力

【学社融合】

・・補完、共有(成果の)

学校教育 社会教育 学校教育 融 社会教育

事業の目的

近年、都市化や少子化、核家族化の進行等により、子どもたちの直接体験の機会が減少し、 日常生活に必要な技能や能力が十分に得られないことが指摘されています。

このような中、学社連携・融合により、学校教育と社会教育が一体となって、それぞれの教 育機能を相乗的に発揮し、学校だけでは成し得ない創造的な教育を展開させ、子どもたちに、 学びを支える様々な体験活動の機会と場を提供することによって、自ら学び、自ら考え、行動 できる心豊かな人間性など、子どもたちの、全人的な力である「生きる力」の育成を図ること を目的としています。

学校・地域(家庭)の協働した取り組み

子どもの「生きる力」の育成

(2)

事業の内容

学校教育と地域等における社会教育が連携・融合し、多種多様な学習活動を実施するもので、 具体例としては、地域住民または団体等(社会教育関係団体、会社、地域の団体、社会教育施 設・機関等)が、授業やクラブ活動に参加し子どもたちとともに学習することや、地域での体 験学習、子どもたちと地域住民の交流事業、施設を相互で利活用する活動等があります。

◆ 教科等別の主な内容

・国 語 読み聞かせ、民話、習字、方言、俳句、点字、手話など

・社 会 郷土の歴史、地域の産業、ごみの分別、租税教室、野菜作り、

国際理解、伝承文化、見学学習など

・理 科 作物栽培、星の観察、電気、新エネルギー、化学実験、地球温暖化など

・音 楽 楽器演奏指導、コーラス、おはやし、民謡、筝曲など

・技術・家庭 食育、郷土料理、編み物、パッチワーク、木工など

・美術・図工 工作、ちぎり絵、陶芸、絵画、版画、わら細工、彫刻など

・保健体育 フォークダンス、リズム体操、フラダンス、水泳教室、救急知識、生命誕生、

心と体など

・生活・総合 職業体験、英会話、パソコン、福祉、介護、環境、自然観察、野鳥、蝶の標本 つくり、伝承遊び、じゃんがら念仏踊り、炭焼き、農作業、米作り、味噌づく り、かまぼこ作り、こんにゃく作り、あんこ作り、みりん干し作り、そば打ち、 レクリエーションなど

・クラブ活動 絵手紙、茶道、将棋、生け花など

◆ 内 容 例

社会科の授業で、実際に農業や水産業等に携わっ ている方が講師となり、専門的な講話を行うことで、 市内の現状も踏まえた具体的な内容となり、学習が 深まります。

(3)

総合的な学習の時間に、海岸で、地域の方と 昔ながらの道具を用いた「塩づくり」を行い、 ろ過の方法や昔の生活、地域について学習しま した。

地域を活かした学習となっており、学びを支 える体験ができました。

家庭科において、公民館の手芸サークルの方々と編み物 の学習をし、作品をつくりました。

例えば、40分間で、児童(又は生徒)2 0 名が学習を 行う場合、教員 1 名で対応できる時間は、児童 1 名当り 2分となりますが、サークル員4名が参加することにより、 児童 1 名当り 1 0 分となり、教育効果が深まります。

総合的な学習の時間に地域について学習し、野口雨情 との関わりを知りました。その後、公民館の合唱サー クルの方々と雨情の活動や歴史について共同で学習する とともに、歌唱の技能と表現力を高めました。

子ども達は、大人が学習する姿に触れ「学び」を考え ました。サークルの方にとっても童謡を伝えることがで き、充実した時間となりました。

また、この授業を通して交流が図られ、街のセレモニーで共演するなど、広がりのある学 習となりました。

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4

事業の成果

子どもたちにとっては

、様々な体験をすることができ、体験を通して得た記憶・知識は

学びを支え、問題解決に役立つものとなります。また、地域の大人たちと色々な形で接するこ

と(地域の人に学ぶ、地域の人とともに学ぶ、地域の人が学ぶ姿を見る、ともに活動する等)

は、地域や人々への関心、愛着、信頼感を培うこととなります。

学校にとっては

、地域に学校を知ってもらうとともに、地域の教育・学習資源を活用する

ことにより、豊かで奥行きの深い学習活動を展開することができることとなります。

地域の人々(社会教育側)にとっては

、学校教育と連携・融合した取り組みを行うこ

とにより、生涯学習の成果活用の場や「生きがい」としての活動機会が拡充され、地域教育力

の活性化につながる等、多面的かつ相乗的な効果を生み出すものです。

そして、開かれた学校づくりを促進し、子どもたちと地域住民の交流が深まることで、「地域

の子どもは地域で守り育てる」といった意識の醸成や体制づくりにつながり、地域全体で子ど

もたちを見守り育てる土壌を築くこととなります。

授業の充実 生涯学習機会の充実

開かれた学校づくりの促進

学習成果活用の拡充

地域の支援・理解

「生きがい」

学びの意欲・

『生きる力』

(5)

5

「学社連携・融合」の推進にあたって

学社連携・融合における『社会教育』は、「地域に存在するすべての教育資源」のことであり、 学校においては、地区団体や行政機関、各種施設、企業、公民館サークル、市民講師、地域の 方など、より広い範囲の連携・融合の中で、子どもたちの学びを支え、「生きる力」の育成を図 ろうとするものです。

これまで地域との協力のもとに実施してきた事業についても、学社連携・融合の考え方を取 り入れ実施していきたいと考えています。

子どもたちの声・

すごく

楽しい。

これからもいろいろなことを教えて欲しい。

学びあい

高めあい

声・

学習内容に幅がでた。

地域の方の声・

私たちも楽しみにしている。

子どもたちから、

いっ

ぱいパワーをもらっ

ている。

子どもたちの学びを支え、

生きる力」

を伸ばすために

ある職業体験受け入れ先の方の思い

〇「単なるお祭り騒ぎだけでは終わって欲しくない。将来につながる何か きっかけ、できれば農、林に関する何かのスイッチが入ってくれないか」

〇 今の農業の現場や実情を、中学生や先生にも体験し考えてもらいたい。 縁が あって赴任した所の特性、そこでしか学べないことがある。

〇 もしかしたら、私のところに来てくれた誰かが、将来、ここの農 業を背負って立つ後継者になるかもしれない。市の農林業行政を司 る立場になるかもしれない。農機具メーカーで画期的な農機具の製 作に携わるかもしれない。この「かもしれない」という夢、その部 分にかけたいのです。

子どもたちの『育ち』には、多くの体験が欠かせません。

また、

子どもは社会の宝であり、

地域全体で成長を見守ることが大切です。

参照

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